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筆者が多嚢胞性卵巣症候群と診断を受けたのは、19歳の時でした。
症状自体は相当前から自覚していました。例えば、半年以上生理が来ないなど…
その時は、まだホルモンバランスが安定してないから、という周りの声を信じ、そういうものだと考えていました。
それでも、生理らしきものが1ヶ月以上止まらないという症状が度々出ていたので、病院に行きました。
この時、医師から
「多嚢胞ですね。いわゆる不妊症の一種です。」
と言われ、まさか自分があるはずないと思っていたので、あまり信じていませんでした。
(じゃあ原因は、なんだって話なんですけどね)
でも、治療を進めていくうちにその現実を思い知らされていきました。
排卵誘発剤のクロミッドを使い始めたのは、20歳の時です。
若いとOHSS(卵巣過剰刺激症候群)が起こりやすくて危険だから、とどこの病院でも言われましたが、OHSSどころか効く気配すらありませんでした。
クロミッド+hmg注射でも効かず。
クロミッドを飲んでいる時期、注射をした後は「効いてるなー」と勘違いするようなチクチクした感覚はあったのに、全くでした。
もっと強くしないと効かないと思い、医師に薬の増量か治療方法の変更を希望してもまだ若いからそこまでしなくても大丈夫だよ、と流されてしまいました。
確かに他人からみれば『その程度』だとしても、自分にとってみればお金も時間も精神力も使い倒さなければいけないわけで。
ぶっちゃけイラッとしてしまいました。
まぁ悪いのはドクターではなく、確実に多嚢胞なんですけどね…
心の余裕がなくて嫌になります。
そして、その後も状況が変わらなかったので、違う病院に転院になりました。
そこで検査をしてまたまた発覚。
橋本病の病名もついてしまいました。
転院先の病院になったからには、別の方法になるのかと思いきや、またここでもクロミッド。
1度クロミッドを飲まなかった周期に卵胞が大きくなった時がありましたが、大きさが30mmとまぁ明らかに不穏なサイズで、案の定ダメでした。
そもそも、排卵障害は長く気がつかないほど、誘発剤が効きづらくなります。
もっと早く気付いていれば、もっとマシだったんでしょうか。
うーん、神のみぞ知る、ですね。
続きは次回に。
piyo🐥